【進撃の巨人】イルゼ・ラングナーとは

進撃の巨人第5巻に収録されている特別編「イルゼの手帳」でイルゼ・ラングナーは登場します。

登場シーンはこの特別編だけで、非常に出番が少ないのですが人気があるのです。

決して強くはないけれど、折れない心とあくなき探求心、まさに調査兵団の鏡と言ってもいい存在。

史上初めて巨人と意思疎通を果たした人でもあるのです。

ここではイルゼ・ラングナーについて見ていきます。

イルゼ・ラングナーとは

 

調査兵団の女兵士

イルゼ・ラングナーは調査兵団所属の女兵士です。

黒髪のショートヘアでそばかすが特徴。

ちなみにイルゼ・ラングナーという名前は、同姓同名のドイツのジャーナリストがいるそうです。

最後まで手帳にメモを残し続けたイルゼはまさにジャーナリストというイメージですね!

 

性格は、

  • 勇敢、感情を表に出しやすい。
  • 好奇心、探求心が非常に強い。
  • 調査兵団の一員であることに誇りをもっている。
  • 「勝手なことばかりした。まだ親に何も返していない。」と後悔するなど親思いなところもある。

探求心の強いハンジ、勇猛果敢なリヴァイ班のペトラを足して2で割ったようなキャラクターですね。

戦闘シーンがないので判断しかねますが、強さという面では決して強い方ではないようです。

 

第34回壁外調査時に謎の巨人と遭遇

https://twitter.com/nagatoshingeki/status/1129054486725419009

イルゼは本編から2年前の第34回壁外調査に参加し、第二旅団最左翼に位置していました。

帰還時に巨人に遭遇し班は壊滅、イルゼは馬を失い立体起動装置も故障するという絶望的な状況になります。

しかし、イルゼはあきらめず、手帳に今の状況や心境を記しながら徒歩で壁内への帰還を目指すのです。

その後、6m級の巨人と遭遇してしまいイルゼは死を覚悟しますが、それでも状況を手帳に書き続けていました。

 

ところが、その巨人が「ユミルの民…」「ユミル様…よくぞ」とつぶやき、イルゼにかしずく姿勢を見せたのです。

イルゼは何か情報を得ようと対話を試みますが、あとは唸るだけで返答はありません。

イルゼは「どうして私達を食べる?」「何も食わなくても死なないお前達が!」「お前らは無意味で無価値な肉塊だ」「この世から消え失せろ!」と巨人に罵声を浴びせてしまいます。

 

巨人は顔をかきむしって興奮状態になり、イルゼはとっさに逃げますが捕まって食われてしまいました。

イルゼにかぶりついた巨人の顔が悲しそうなのが印象的です。

なおOVA「イルゼの手帳」において、

  • 巨人の捕食は首だけに変更され、巨人によって樹の中に遺体が埋葬された。
  • ハンジは巨人の秘密を解き明かす必要性を痛感し、一度却下された巨人の捕獲作戦をエルヴィン団長に再提案する。
  • ハンジによって遺族に遺品が送られる。

などの設定の変更、追加が行われています。

本編とのつながりを重視した内容に改変されていますね。

 

イルゼの手帳を残す

一年後にリヴァイとハンジがイルゼの手帳を発見しました。

リヴァイは思わず「これはイルゼ・ラングナーの戦果だ。」とつぶやきます。

貴重な情報が記されており、手帳は調査兵団に回収・保管されました。

手帳に記された中で重要なのは「ユミルの民という言葉」と「無垢の巨人のつぶやき」です。

 

ユミルの民という言葉は、手帳が回収された時点では読み解くことはできなかったでしょう。

しかし、今ではユミルの民=エルディア人で巨人になる能力をもつ民族ということがわかっています。

巨人は元は人間であるということを示唆する言葉だと考えられますね。

 

無垢の巨人のつぶやきではユミルというかしずく存在がいることが分かります。

おそらく始祖ユミルではなく、過去にユミルを演じていた調査兵団のユミルのことでしょう。

巨人はユミルを拾い崇拝の対象としていた男性と思われます。(ユミルとイルゼは髪型やそばかすが似ているので勘違いしたのでしょう。)

 

巨人には感情があるという新しい発見でした。

また、巨人は言葉を発することができるのも大きな発見です。

無垢の巨人で言葉を発したのは、あとはコニーの母だけですね。

 

このようにイルゼの手帳はまだ物語の一年前、巨人の実態がほとんど解明されていない時点で、

  • 巨人は元は人間である。
  • 巨人には感情がある。
  • 巨人は言葉を発することができる

という新発見を残したという点で、イルゼの戦果といっておかしくないものだったのです。

まとめ

巨人が目前に迫って震えて涙をながしながらも「私は屈しない」という姿勢を見せたイルゼ。

戦って強いというのとはまた違う、人間の勇気を見せたところは感嘆しますよね。

しかし、巨人を前に激昂しないで、まく生き残るすべはなかったのかな?とは思います。

まあそれも調査兵団所属らしい調査兵団を体現するような行動ともとれますけれどね。

 

単行本第5巻は調査兵団の壁外遠征や女型の巨人との遭遇が描かれた巻です。

まだパニックホラー的な、バトルアクションマンガ的な要素が強かった物語の前半でした。

そこに広大な世界観や謎ときを持ち込んだのは、特別編「イルゼの手帳」だと思います。

そして、短い話ながら主役のイルゼもまた非常に印象強いキャラになりましたね。

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